心配ごと

心配ごとはあとをたたない。

この頃、いぬが夜中や早朝に起きてしまう。トイレ以外で用を足してしまう。薬を飲まない。

お水を飲んだらタテに抱いてゲップをさせてあげないと、水が逆流して鼻の構造に入り込んで溺れる。

咳をしだすと、なんとかしてとめてあげないと長引く。吠えると咳が出やすくなるから、リクエストにはこたえたいけど、何を望んでいるのかわからなかったり。

とにかく、眠っているとき以外は目が離せなくて、夜中や明け方に一通りのことに付き合うので、わたしもまた眠るのが簡単じゃなくて。

でも、いぬの安心しきった寝顔や、イビキとか、抱っこしたときのあたまの匂い嗅いだりしてると、一緒に歳をとってくれてることを、ほんとうに嬉しく思う。なんでもしてあげるよって思う。からだを預けてくれたときには、ピリピリしてしまう自分を許そうって気になる。

お世話を焼けるのって、幸せなんだろう。父をなくしたときも、そう感じた。

巷にはコロナウイルスが蔓延していて、東京都の検査数は問い合わせに対してかなり少なく、あちこちで感染源を追えない事例も増えてきた。

イタリアではすごい勢いで拡大して、重症化しやすいのか、致死率も高そうで。そのイタリアから、制限がかかる直前に、駆け込みでたくさんの人が帰ってきたそうで。

もし、イタリアに独自の変異を遂げたウイルスが蔓延していたとしたら、中には無自覚にそれを持ち帰るひともいるのかもしれない。渡航中にコロナウイルスについて、情報を集めてくれていればいいが、活動的な感染者がふつうの生活を始めてしまえばどうなるかな、とか。

最近ではいぬにも感染するとかいう話もでている。わたしは何がなんでも、この老犬のもとにウイルスを持ち帰りたくないって思う。

保育士さんの感染もみられる。症状がでないばっかりに、子供が媒介している可能性もある。そういうケースがあり得るのなら、夫の仕事はかなり危険なものと言える。ほんとうに心配で仕方がない。寝ていれば治るというのならいいけれど、一度かかってしまったら、完全に元どおりに治るものとも限らないという雰囲気がある。

とにかく、心配ごとだらけで、ついには何をしても楽しくないし、無気力。外にも出たくないし、したいことも何もない。夫は慣れない状況にかなりストレスをためていて、めったにないくらい不安定で。わたしも今は大した仕事は入ってきてないけど、この状況に仕事と疲労が重なれば詰む気がする。

今日はイライラしづらく、わりと精神状態は安定している。つまらない話だけど、振動マシンを足元に置いたのがいいのだと思う。血流は大事。鬱々としたら脚を動かせ、というのは、身をもって学んだこと。

あしたも、いぬを愛でて、夫を労わる。こころをきちんと座らせて、守ろう。